今回は「遊ぶ(運動)」についてです。
・朝のトレーニング(6~7時)
本来人間の体には、日が昇れば目を覚まし、日が暮れると眠るという「生体リズム」があり、このリズムを崩さないことこそがたくさん食べて、たくさん運動できる体作りのポイントです。秘訣は、朝日を浴びながらのトレーニング。体は日の光を浴びると「朝だ」と感じて活発に活動し始めるため、朝食時に食欲がわいたり、日中に健康的な活動ができたり、自然と早寝ができるようになります。そのほか、朝の目覚めを良くする方法は、軽い体操やストレッチ、熱いシャワーなど。起床時間は一定にしましょう。
・昼のトレーニング(クラブや部活など)
ハードなトレーニングにより、一時的に体がダメージを受けます。しかし、この後に十分な栄養と睡眠をとれば、体が持つ適応能力により筋肉が再生し、ダメージ回復後に前よりも高い身体能力が身に付きます。
また、骨は骨をつくる(骨形成)ことと骨を壊す(骨吸収)を繰り返すことで成長していきます。成長期は新陳代謝も活発で、運動などで骨が壊されますが、それ以上に骨をつくる方が活発なために体や骨が丈夫に成長していきます。よって、体作りにおいてしっかり運動を行うことも大事になります。「遊ぶ」というのは単に運動だけではなく、公園や山・川・海などの自然の中でで体を使って「遊ぶ」ことが、様々な筋肉や骨を刺激でき、より丈夫な体作りができるようになります。
3回にわたって紹介してきました、「食べる」「寝る」「遊ぶ」いかがでしたか?少しでも成長期の体作りの参考になればと思います。成長期のスポーツ障害・外傷でお悩みの方がいらっしゃいましたら、古賀市のおがわ整骨院へお気軽にご相談下さい。