おがわ整骨院 整骨院コラム

2017.03.10

ケガをしないための体作りの3本柱①「食べる」

成長期の体作りの基本は「食べる」「寝る」「遊ぶ」です。

ケガをしない体作りの基本

今回は「食べる」についてです。

ケガをしない体作りのためには、材料となる栄養が必要です。

朝食

水分とブドウ糖の補給+体温を上げるタンパク質

朝は体の水分量が不足しており、体液や血液は濃縮されています。朝食にはみそ汁や野菜スープ、牛乳や果汁100%ジュースなどがいいでしょう。また、血糖値も下がっているのでブドウ糖の補給源であるご飯やパンなどの炭水化物をしっかり摂りましょう。さらに、低体温になっている体をウォーミングアップさせるためにタンパク質も欠かせません。

昼食

1日の活動のピークに向けてしっかり燃料補給

小中学生は給食を残さず食べるようにします。高校生やお弁当の学校の場合は、エネルギー効率のよい炭水化物や脂質、タンパク質を主食・主菜・副菜とバランスよく組み合わせます。乳製品は必ずプラスしてください。食後は消化活動が円滑になるよう激しい運動はせずにゆっくりと過ごしましょう。

・間食

足りない栄養素を補給する「軽い食事」

「おやつ」というより「軽い食事」。3食で足りない栄養素を補う「補食」と考えます。オススメは炭水化物。午後のトレーニングでの持久力や集中力を高めるために食べてほしいものです。おにぎり、サンドイッチ、あんぱん、中華まん、バナナ、ミニうどんなど。また、ミネラルの補給も積極的にしましょう。牛乳、ヨーグルト、野菜ジュース、チーズなどがオススメです。

夕食

筋肉や骨の材料をたっぷりと蓄える

長時間のトレーニングで筋肉は疲労し損傷しています。これから3~4時間後の睡眠時に始まる筋肉の再生に備えて、筋肉づくりの材料となるタンパク質をたっぷりとなるべく早い時間に食べさせましょう。ただし、炭水化物の不足によりタンパク質がエネルギー源として利用され、筋肉づくりにまで回らなくなります。炭水化物も忘れずに。また、睡眠時は骨が作られる時でもあるので、カルシウムやカルシウムの吸収を促進するビタミンD、コラーゲンの合成をサポートするビタミンCなどをたっぷり摂れる献立がいいでしょう。

補足ですが、「あまりたくさん食べれない」「おやつばかり食べている」「好き嫌いが多い」などは個人差があります。栄養のバランスを考えて、練習後にプロテインなどを摂ることもいいでしょう。今では成長期に必要な栄養素が含まれたジュニアプロテインもあり、味もおいしく飲めますし、運動中の汗からカルシウムなども出ていってしまいますので、運動後に摂取することも大切です。

次回はのブログは『ケガをしないための体作りの3本柱②「寝る」』です。

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