ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれるくらい血液が集まり
ます。ふくらはぎが硬くなってくると、心臓から下肢へ送られた
血液を心臓へ戻す「筋ポンプ作用」が弱まり、下肢に血液が
滞って足がむくんだり、冷えたりしてきます。そして、全身の
状態にも影響を及ぼします。
ふくらはぎの筋ポンプ作用をしっかりと働かせられるよう、
ふくらはぎを柔らかくしていくことは重要になります。
①ふくらはぎのストレッチ
よく知られているふくらはぎのストレッチ法。
ふくらはぎでも表面の「腓腹筋」のストレッチです。
上記の腓腹筋のストレッチの姿勢はそのままで、膝を曲げていく
と、腓腹筋の奥にある「ヒラメ筋」のストレッチになります。
②ふくらはぎのマッサージ
末梢(足首)の方から中枢(膝)へ軽く圧迫を加えながら
マッサージをしていきます。揉むというよりも圧迫しながら
滑らせていくような感じで行いましょう。
③足裏のマッサージ
足裏のアーチとふくらはぎは密接な関係があります。
「足がだるい」「ふくらはぎが張っている」などという
時は、足裏も硬くなっています。青竹踏みなどで
足裏のマッサージを行いましょう。
④むくみがひどいときは足を高く
足がむくんでいるときはふくらはぎのポンプ作用が
低下しています。上向きに寝て、イスやソファーなど
に足を乗せて心臓よりも高い位置に足を上げると、
足に溜まった血液などが心臓に戻りやすくなります。
ご自宅で簡単にできるセルフケアを紹介してきました
が、「足」の状態は全身に影響してきます。日頃から
足の疲れを解消させていくだけでも気持ちよく日常
生活を送れますので、ぜひ行ってみて下さい。
新宮町・古賀市の整骨院は、おがわ整骨院
2016.10.07