先月から朝晩の気温差が出てきました。
福岡では一日の気温差が10℃近くあり、季節の変わり目で
体調を崩しやすい時期でもあります。
このような時期に起こりやすいのが、寝違え・ぎっくり腰
などの急性の症状です。
朝起きたら首が回らなくなった、起き上がろうとした時や軽く
前にかがんだ時に腰が「グキッ」となった、など突然起こって
きます。
なぜ、季節の変わり目に発症するのか?
①気温差
9月から11月の時期は一日の気温差が最も激しくなります。
その気温差に体は順応していこうとしますので、体には大きな
ストレスがかかるようになります。
②夏の疲れが出てくる
夏は熱中症の危険性もあり、冷房が効いた部屋で過ごしたり、
好んで冷たい物を飲んだり食べたりと、体を冷やしてしまい
ます。すると、内臓(特に胃腸)の働きが悪くなり、体の抵抗力
や免疫力の低下、疲労の蓄積などが起こってきます。
そして、気候が変化したタイミングで体調を崩したり、寝違えや
ぎっくり腰を引き起こしてしまいます。
自宅でできる予防法は?
①体をしっかり温める
体に疲労が溜まっている時は、血流も悪くなっています。
湯船に浸かってしっかり体を温めましょう。
②ストレッチを行う
寝違えやぎっくり腰になってしまうとなかなかストレッチなど
はできませんが、予防のために肩や肩甲骨周り、股関節、
太もも、ふくらはぎなどのストレッチを行いましょう。
③適度に有酸素運動を行う
有酸素運動を行うと血行が良くなり、疲労回復に効果が
あります。ウォーキングやジョギング、室内でもできる
踏み台昇降運動などを取り入れて、日頃の運動不足を
解消しましょう。
④規則正しい生活を
暴飲暴食により内臓に負担がかかり、内臓の働きが低下
すると、疲労が溜まりやすくなります。
また、睡眠不足も疲労の蓄積につながりますので、暴飲
暴食を避けて十分に睡眠をとるように心がけましょう。
急に生活のリズムを変えることは難しいかもしれませんが、
少しずつ変えていくことで予防につながりますので、ぜひ
取り組んでみてください。
新宮町・古賀市の整骨院は、おがわ整骨院
2015.11.05