おがわ整骨院 整骨院コラム

2015.04.23

アキレス腱炎(スポーツ障害・外傷)

アキレス腱炎はオーバーユース症候群の一つで、激しいスポーツや中高年の市民ランナーやウォーキングを行う人に多く発症します。

特に、中高年に発症するものは加齢変化によるアキレス腱の変性が原因で、アキレス腱に繰り返し負荷がかかることで微小断裂を起こし、炎症が起こってきます。

また、偏平足や足に合っていない靴の使用なども原因の一つに挙げられます。

アキレス腱炎は、アキレス腱付着部から約2~6㎝部分に発症し、腫れ・押すと痛む・運動後や朝の歩き始めに痛みが出るなどの症状を訴えます。ひどくなってくると、安静時にも痛みが出るようになります。

アキレス腱炎

アキレス腱のケガには、アキレス腱断裂やアキレス腱周囲炎などもあります。

当院での治療

―アキレス腱に関係する筋肉を緩める―

アキレス腱はふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋:腓腹筋とヒラメ筋)の腱です。ふくらはぎが硬くなっているとアキレス腱にも負担がかかるため、ふくらはぎを緩めていきます。

また、ふくらはぎの拮抗筋(反対の動きをする)すねの筋肉(前脛骨筋など)も緩めていきます。

―足底(足裏)や足先の状態を良くする―

クッションの役割をしている足底が硬くなっていると、動きの中で足を衝いた時の衝撃をまともに受けてしまいます。また、偏平足などによる足のアーチの崩れも同様に足に負担をかけてしまうため、足底の機能を取り戻すことは予防にもつながります。

(関連ブログ:足裏のカンタンな運動~転倒・スポーツ障害予防に~

また、足裏のアーチを作り出す「ファイテンソラーチ」で足裏を刺激していきます。

ファイテンソラーチ

―超音波治療器を使って鎮痛効果と治癒促進―



当院にある超音波治療器を使用することで、アキレス腱に直接アプローチができ、鎮痛と治癒の促進の効果があります。


アキレス腱炎を我慢して運動を続けると、痛みがしつこく続き、治りにくい障害でもあります。痛みが出てきたら早めの治療を心掛けていただきたいと思います。足の症状でお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。

 

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