「階段や段差を踏み外して捻った」
「つまずいた」
「スポーツ活動中に足を捻った」
こういった経験はありませんか??
スポーツ活動中だけでなく、日常生活でも多く起こるケガが「足首の捻挫」です。
足の構造上、内返しの捻挫がほとんどで、
その多くは前距腓靭帯(外くるぶしの前)や踵腓靭帯(外くるぶしの下)の損傷(伸びた)ですが、捻った時の程度や捻り方によっては、内果(内くるぶし)の周りが痛くなったり、
外果(外くるぶし)の下の方が剥離骨折を起こしたり、足首より前の部分(ショパール関節・リスフラン関節)の捻挫が起こります。
では、日常生活やスポーツ活動中に足首を捻った場合、まず行うことは、「RICE処置」です。この応急処置を行うことが重要なポイントになります。
「軽く捻ったくらいだから大丈夫!!」と思わず、必ずRICE処置(特にアイシング)を行ってください。
軽い捻挫でも足首の靭帯は問題なくても、足首周りの軟部組織が傷ついて軽い炎症が起こっています。
そして、医療機関への受診をオススメします。
軽い痛みでも痛みをかばうことで体のバランスが崩れ、他の部位にも痛みが出てくる恐れがあります。「ケガをしたら早期治療」をぜひ心掛けてください。
「なかなかよくならないなぁ・・・」
という方は、他に原因があるかもしれません。気になる点がございましたら、お気軽に当院までご相談ください。
当院のスポーツ障害・外傷治療についてはこちらをご覧ください。
2015.02.02