今回は、自宅でもカンタンにできる骨盤矯正体操を紹介します。
1.殿部や太もも周りのストレッチ
殿部や太もも周りの筋肉が硬くなることによって、骨盤が引っ張られてゆがみが生じてきます。O脚気味の人は太ももの外側、X脚気味の人は太ももの内側が硬くなりがちなので、そこを重点的にストレッチします。
2.太ももの内側(内転筋)の運動
内転筋の働きは「骨盤を支える」ことです。内転筋の筋力が衰えると、骨盤を支える力がなくなりゆがみの原因になります。内転筋を鍛えることにより、骨盤が安定し、骨盤が安定すると内臓の位置が整い、内臓の位置が整うとポッコリお腹が解消されるわけです。
やり方はカンタン
①イスに座って膝の内側で柔らかいボールやクッションなどを挟みます。(当院ではリハビリ用の小さいバランスボールを使用しています。)
②膝の内側でボールやクッションをつぶすように力を加え、10秒間キープします。(力加減は7~8割の力で行う。)
これを5~10セット行います。
3.骨盤を動かす運動
股関節を動かすことによって、骨盤の関節(仙腸関節)に動きを出していきます。
①仰向きで寝て、膝を曲げて肩幅程度足を開きます。
②下の写真のように片膝を内側に倒すようにして、10秒間キープします。
③倒した方の膝を10回上下させるように動かします。
④次は逆の膝を倒して、②と③を行います。
⑤左右交互に膝を20回倒します。
以上のストレッチや運動で、固まった筋肉や関節の動きを改善させていくことで骨盤の状態も整っていきます。また、過去のコラムで紹介した「姿勢矯正体操」も併せて行っていくと、より効果的です。
1日10~15分でカンタンにできる運動ですので、ぜひ行ってみてください。
新宮町・古賀市の整骨院は、おがわ整骨院
2014.08.14