前回は腰痛の原因を腸腰筋に着目して紹介しましたが、今回はその腸腰筋のストレッチと腹筋運動の2種類をセットにして行う「姿勢矯正体操」を紹介します。
姿勢矯正体操の効果は??
・姿勢がよくなり若く見える。
・肩こりや首・背中・腰の痛みが軽減する。
・五十肩の関節の動きが改善する。
・膝や股関節の痛みが少なくなる。(変形性関節症)
・バランスがよくなる。支えなしで立てる。歩行が安定する。
・転びにくくなる。
・歩幅が広くなり歩行が速くなる。
・足のしびれがとれる場合がある。
・仰向けに休むことができる。
など、姿勢を矯正していくと以上の効果がみられるということは、一般的に多い肩こりや腰痛、変形性関節症などは不良姿勢の影響もあるということが言えます。そして、そのポイントとなるのが「腸腰筋」と「腹筋」というわけです。
姿勢矯正体操をやってみましょう!!
姿勢矯正体操はたった2種類。1日2回行い、1回が約3分でできる簡単な体操です。
肘支え上体起こし運動(腸腰筋のストレッチ)
この運動は別名「パピーポジション」とも言われています。
①上のようにうつぶせになります。
②上体を起こしていきます。その時に、肘で上体を支えるよう
にします。この状態を5秒間キープして、①のもとの姿勢に
戻します。①と②を5回繰り返します。
上体を起こした時に、背中に力を入れずに肘で上体を
支えるだけでリラックスして行ってください。
背臥位上体起こし運動(腹筋運動)
まず、仰向けになり膝を曲げます。その寝た状態で手を
太ももに置きます。
太ももに置いた手を膝の方に滑らせるようなイメージで
息をゆっくり吐きながら上体を起こしていきます。
そして、息を吸いながらゆっくり上体を戻します。
これを5回繰り返します。
上体を頑張って上げようとせず腹筋に力が入っているのを
意識して行いましょう。
やってみると意外に簡単ですし、毎日でも続けられる体操でもあります。ぜひとも腰痛をお持ちの方はやってみてはいかがでしょうか??当院では腰痛や骨盤周りが気になる患者様に体操の指導も行っていますので、お気軽にご相談ください。
新宮町・古賀市の整骨院はおがわ整骨院
2014.07.17